「できるを見つける!」かずの【子育て】【特別支援教育】ひろば

経験したことを基に子育て、教育ついて発信しています。みんなで不安を解決しよう!

【情緒障害】どのような実態なの?

情緒障害ってきいたことありますか?

子どもの教育に関わったことがある人なら言葉は知っているかもしれません。

 

わたしは、明確に把握しているわけではありませんでした。

今回は、そんな私でも理解することができたので発表したいと思います。

 

☆情緒障害は感情表現のこじれである。☆

 

まず、

医学的観点と教育的観点の二つの視点で考えます。

 

1⃣医学的観点から

何と医学的には、情緒障害の明確な定義はありません。

つまり、診断名に「情緒障害」がないのです。

 

ただし、情緒障害に分類される病名はあります。

<例>

・分離不安障害

・恐怖性不安障害

・選択制緘黙

・反応性愛着障害

・チック障害

 

 

PAKUMOGU

 

2⃣教育的観点

文部科学省の定義では、情緒の現れ方が偏っていたり、その現れ方が激しかったりする状態を自分の意志ではコントロールできないことが継続し、学校生活や社会生活に支障となる状態。

 

つまり、

情緒のこじれがあるために、孤独感を感じたり、社会不適応の状態になってしまったりする。

この障害は、表に見える部分もあれば、裏に隠れてしまっている部分もある。

 

 

〇表に見えること〇

・多動や対人関係等の課題。
・落ち着かない。ケンカを高頻度でしてしまう。
 
×裏に隠れていること×
<反応性愛着障害>
養育者の対応が誤り、重大な情緒の混乱が生じた状態。
愛着が形成されていない為に 対人関係に問題を抱えやすい。
衝動や怒りをコントロールすることが難しい。
<反抗挑戦性障害>
周囲の大人に反抗して仲良くできない。
暴言を吐き、暴力的な行動を繰り返す。
 
上記はあくまで具体例です。
他にも考えられることはたくさんあります。
 
情緒障害のある子どもは社会性の乏しさ育てにくさを感じたりすることがあります。
 
例えば、
多動の裏には発達障害と情緒障害の二つが絡み合っている場合があります。
これはとても複雑です。
 
いじめや虐待の結果、生じてしまった情緒障害の子供への対応は深刻です。
 
次の記事は、対応方法を考えたいとおもいます。
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