「できるを見つける!」かずの【子育て】【特別支援教育】ひろば

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子供の障害は成長と共に変化する?<特別支援学級と通級による指導>~自閉症・情緒障害~

自閉症や情緒障害の子供たちの学びの場として、

特別支援学級通級があります。

 

実際どのようなことをしているのかというと、

 

 

1⃣まず、

情緒障害教育では、発達障害である自閉症などと心因性の選択性かん黙などのある子どもを対象としています。

 

自閉症などの子どもについては、言語の理解と使用や、場に応じた適切な行動などができるようにするための指導が行われています。また、主として心理的な要因による選択性緘黙などがある子どもについては、安心できる雰囲気の中で情緒の安定のための指導が行われています

 

2⃣特別支援学級

特別支援学級では、情緒障害のために、通常学級での教育では十分に成果が期待できない子どもが在籍して基本的には通常の学級と同じ教科等を学習しています。それらに加え、自閉症などの子どもには、対人関係の形成生活に必要なルールなどに関することを学習しています。また、選択性かん黙などの子どもは、心理的安定や集団参加に関することを学習しています。

 

3⃣通級による指導

通級による指導の対象は、自閉症などと選択性かん黙などの情緒障害と明確に分けて示されています。

通級による指導では、対象の子どもは、通常の学級でほとんど授業を受けられるので、それぞれに対して、短時間ですが、特別支援学級と同じような内容を学習しています。

 

4⃣子供の障害は成長と共に変化する。

子供の成長は、

本人の頑張り×周囲の支援

 

〇本人の頑張り

・自分はこれならできるという経験の積み上げ

・得意なことを探す。

・長所を生かして働く

 

〇周囲の支援

・特性に応じた対応(※下記参照※)

・接し方

・生活リズム

・就学支援。通常が急にこだわらないことが大切なこともある。

・就労支援、一般就労

 

kazu-education.hatenablog.com

 

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5⃣原因探しではなく対応方法を探そう!

 

◆×原因探し×◆遺伝的なこと、養育環境に問題を究明するだけ。
問題を探し回っても何も解決しない。
◆〇対応探し〇◆発達の遅れや困難に対応した支援を見つける。
どのように対応すればその子は報われるのかを考える。

 

何がどう影響して発達に遅れが生じたのか断定することが難しいことは事実であるが、断定したところで子どもは幸せにならないと私は思う。

本当の子どもの幸せを追求するためには対応方法を考え、成長につなげる方が私は良いと思う。