【早期発見】自閉症スペクトラム障害
これまで自閉症スペクトラム障害について
私なりに多く解説してきました。
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自閉症スペクトラム障害は脳機能の障害であり、
環境や育て方は関係なく生まれつきです。
ですから大切になってくるのは、
早期発見です。いち早く見つける!早期発見!
<1>なぜ早期発見が【重要】であるのか?
×早期発見できなかった場合
①本人が障害に困り感を覚えている。
↓
②適切な障害の特性に合った支援を受けることができない。
↓
③社会生活に馴染むことができない。
↓
④関心意欲低下。最悪の場合、社会を拒絶してしまうかも。
〇早期発見ができた場合。
①本人が障害に困り感を覚えている。
↓
②特性に合った支援を実施。
↓
③困難の軽減により、社会生活が充実する。
↓
④自己肯定感のup、自信をもって社会生活を送ることができる。
<2>早期発見のポイント幼児期1
あやしても笑わない | あやされても嬉しくなさそう。 | ||||||
嫌がる。泣き始める。 | |||||||
視線を合わせない | 話していても視線が合わない。 | ||||||
表情を見ようとしない。 | |||||||
後追いしない | 母親への愛着行動が見られない。 | ||||||
母親がいなくても探さない。後追いしない。 | |||||||
名前を呼んでも気付かない | 人への関心が低いため気付かない。 | ||||||
聴覚の鈍さがある。 | |||||||
言葉の遅れ | 3歳ごろまで、発語がない。 | ||||||
初語から語彙が増えない。 | |||||||
友達に関心なし | 友達の真似をしたりしない。 | ||||||
一人遊びが多い。 | |||||||
音、光に敏感 | 点滅を見続ける。 | ||||||
高い音に不快感を示す。 |
<3>早期発見のポイント2
①常同行動を繰り返す。
ジャンプする。両腕を水平に上げてくるくる回る。
②特定の場所や手段にこだわる。
こだわりの強さから、ささいなことに固執する通園の道順を決める。
座る位置や座る椅子を決めている。自分で決めたルーティーンに従って行動する。
手順も順番を変えることや飛ばしてすることに抵抗を感じて実行で
③遊びについて
4~5歳ごろの友だちとのごっこ遊び(ままごと等)
早期発見を意識して適切な支援が行えるようにしましょう!
しかし、
「自閉症スペクトラム障害」であると断言できるのは、
医師のみです。
親、先生、周りの人が断言することは認められないことです。
配慮のなさで自閉症スペクトラム障害の方を傷つけてしまうことがないように注意したいですね。