子育て!【基本】配慮の必要な子どもの接し方
今回のテーマは、
「接し方」です。
まず、構造化をします。
構造化とは?
可視化(見える化)時間や手順等の目に見えないものをみえる形で表す
ポイントは3つです。
空間(教室環境)
時間(1週間の流れやその授業の流れ)
手順(やり方や解き方)
空間の橏造化
- 1つの部屋の中を目的別に分ける
- 机ことになんの作業をする机か決める
時間の構造化
- 時間割や1日のスケジュール表づくり
- 次に何をするか見通しを示す・確認できる
手順の構造化・
- 行動や手順を作成して示す、掲示する
- 活動自体の見通しを示す・確認できる
👇
※活動の開始や終了、全体のどの部分にあたるか理解が困難。
接し方の基本6つ
①一般のルールを強要しない。
一般のルールが受け入れ困難なため、彼らの感情や価値観を無視してしまうことになり、ストレスを招く。
→強要せずに交渉する気持ちで伝える。
②視覚情報を用いる。
音声だけの指示では分からないことが多い。理解できないことがあるため、絵や図、文字を利用して視覚的に指示をすること。
③穏やかな口調で話しかける。
大きな声や強い口調には、恐怖や不快感を感じさせるだけで指導の効果が期待できない為
④褒める機会を増やす。
褒められる機会が少ない。自己肯定感が育ちにくいので何気ない事でも褒めてあげて認めてあげる。安心感を与えてあげることが大切。
⑤問題行動をある程度許容する。
問題行動の原因は、不安や緊張感による常同行動の場合が多い。
自傷、他害行為は止める必要がある。
しかし、そのほかの行為はできるだけ許容すること。
常同行為は見過ごすことも大切。
常同行動が多い時には、その原因となっている不安要素を除く事。
⑥会話では丁寧に対応。
人への関心の薄さ。話しかけたりすることがニガテである。
子どもたちの視点に立ち最後まで聞いてあげること。
子育て!【子どもの教育方法】~応用行動分析の支援~
☆彡子どもの行動には突然起こることは少ないです。
その行動には理由があります!
自分の感情任せに起こっても子供は治りません。
恐怖を植え付けるだけです。
その理由を探るためにABC分析を行うのです。
1⃣行動療法適応
不適切な行動や問題を減らすために結果として起きている「行動」に対して対処する方法。
んーー。難しい。
言葉や文言では分かりませんよね。
具体例と共に紹介していきたいと思います。
(減らす)
2⃣ご褒美についての注意事項
3⃣行動は環境との相互作用
子どもを良い行動へ返還させるためには、
行動の前後の出来事を知り変えるということです。
ABC【応用行動分析】というものです。
👇
【A】
Antecedents 先行条件
行動が起こる直前の環境
【B】
Behavior 行動
【C】
Consequences 結果
このように子どもの行動を分析します。
ABC分析の中で、行動問題をどうしたら改善することができるのかを考えます。
☆彡子どもの行動には突然起こることは少ないです。
その行動には理由があります!
自分の感情任せに起こっても子供は治りません。
恐怖を植え付けるだけです。
その理由を探るためにABC分析を行うのです。
少し考えてみましょう。
【A】?
↓
【B】床に泣き叫んでいる。
↓
【C】?
直線の囲み枠例です。
【C】で購入してしまうと
子供は泣き叫んでいれば買ってもらえると認識してしまいます。
【C】で買わないという選択をして問題行動を減らします。
ちなみに、【A】で考えられることは「おもちゃをみつけた」などがはいりますかね。
自閉症スペクトラム障害の【相談機関】
うちの子供が自閉症スペクトラム障害かも、、
家族が、親戚が、、ってなった時どのようにどこへ相談したらよいのか
分からないですよね。
私も初めての時は
知らないことだらけでした。
そこで、
今回は相談場所や手順について説明したいと思います。
不安もあると思いますが、早く行動しましょう!
⑴相談先を探す
〇身近な相談窓口
・市町村の保健福祉センター
・児童相談センター
〇小児神経科
脳や神経、筋に何らかの異常がある障害や病気を専門的に診る診療科
〇児童精神科
精神的な症状が主体となる障害・疾患を専門的に診る診療科
発達障害の診断・治療
〇小児科、発達外来等
小児科の中に発達障害を専門的に診る外来を設置する医療機関が増加している。診断・治療を行う。
受信に予約が必要だったり、
⑵医療機関を受診する。
※受信前に準備すること
子どもや児童の生活上の気になるところや相談事をメモしておくこと。
<内容>
①現在の症状
②生育歴
③家庭での様子
④園や学校での様子
⑤就学時検診の結果
医療機関に通いなれていない人へ
子どもの診断で、思わしくない結果が出てしまったらどうしよう等、
不安感はあると思いますが、子どものためであると思って深刻にならずに、発達相談へ行くというつもりで受診してください。
⑶医療機関を受診する目的
目的は、児童がよりよくなるためです。
診断を知ることではありません。
障害かどうかに執着してはいけません。
受診することで、
〇現在の学習上、生活上の困難を抱えている子供のその苦しみから解放し、ストレスなく生活できるようにしてあげることができる。
〇子供がより豊かな生活や人生を送れるようにすることができる。
一人で抱えこまずに相談することでみんなが助けてくれます。
【早期発見】自閉症スペクトラム障害
これまで自閉症スペクトラム障害について
私なりに多く解説してきました。
👇👇👇
自閉症スペクトラム障害は脳機能の障害であり、
環境や育て方は関係なく生まれつきです。
ですから大切になってくるのは、
早期発見です。いち早く見つける!早期発見!
<1>なぜ早期発見が【重要】であるのか?
×早期発見できなかった場合
①本人が障害に困り感を覚えている。
↓
②適切な障害の特性に合った支援を受けることができない。
↓
③社会生活に馴染むことができない。
↓
④関心意欲低下。最悪の場合、社会を拒絶してしまうかも。
〇早期発見ができた場合。
①本人が障害に困り感を覚えている。
↓
②特性に合った支援を実施。
↓
③困難の軽減により、社会生活が充実する。
↓
④自己肯定感のup、自信をもって社会生活を送ることができる。
<2>早期発見のポイント幼児期1
あやしても笑わない | あやされても嬉しくなさそう。 | ||||||
嫌がる。泣き始める。 | |||||||
視線を合わせない | 話していても視線が合わない。 | ||||||
表情を見ようとしない。 | |||||||
後追いしない | 母親への愛着行動が見られない。 | ||||||
母親がいなくても探さない。後追いしない。 | |||||||
名前を呼んでも気付かない | 人への関心が低いため気付かない。 | ||||||
聴覚の鈍さがある。 | |||||||
言葉の遅れ | 3歳ごろまで、発語がない。 | ||||||
初語から語彙が増えない。 | |||||||
友達に関心なし | 友達の真似をしたりしない。 | ||||||
一人遊びが多い。 | |||||||
音、光に敏感 | 点滅を見続ける。 | ||||||
高い音に不快感を示す。 |
<3>早期発見のポイント2
①常同行動を繰り返す。
ジャンプする。両腕を水平に上げてくるくる回る。
②特定の場所や手段にこだわる。
こだわりの強さから、ささいなことに固執する通園の道順を決める。
座る位置や座る椅子を決めている。自分で決めたルーティーンに従って行動する。
手順も順番を変えることや飛ばしてすることに抵抗を感じて実行で
③遊びについて
4~5歳ごろの友だちとのごっこ遊び(ままごと等)
早期発見を意識して適切な支援が行えるようにしましょう!
しかし、
「自閉症スペクトラム障害」であると断言できるのは、
医師のみです。
親、先生、周りの人が断言することは認められないことです。
配慮のなさで自閉症スペクトラム障害の方を傷つけてしまうことがないように注意したいですね。
【理解】自閉症スペクトラム障害と併存の障害の可能性
【自閉症スペクトラム障害】について
具体的なイメージがわくように今回まとめてみました!
自閉症スペクトラム障害について説明してきました。
👇👇👇
今回は具体的な行動と併存しやすい障害を発信していきたいと思います。
1⃣人とのかかわりのつまずき
これはコミュニケーションの障害です。
意思疎通が難しいです。
理由は、
言葉の遅れがあるため、
適切な反応ができなかったり、そもそも言葉が理解できません。
この時に、
人が嫌いなのでは?
関心がないのでは?と
思われがちですが、そうではありません。
人の気持ちや表情を察することが困難な特性です。
2⃣特有のこだわり
特定のもの、ことがら、場所、方法、手順、パターンに固執します。
実際に体験した例では、
①
Eさんは車の座る場所にこだわりがあり、その席以外座りたがらず、その席に座ることができないと叫ぶ。
②
朝の身支度の時に、靴を右の端の上にしまい、リュックを特定の場所にしまい、手を洗う。という流れを毎日欠かさず行う。
3⃣併存しやすい障害
自閉症スペクトラム障害は脳機能の障害が
原因となっているため、
関連した生じている可能性があります。
幼いころは診断が見えにくいのですが、後になって
発見されるケースがあります。
②知的障害
IQ70以下から軽度の知的障害になります。
③てんかん
脳内で起こるてんかん発作。
脳波異常が見られる場合が多い。
てんかん発作率は15~25%くらい。
④発達性協調運動障害
別々の動作を連動させることです。
ピアノや体操、ボールを使った運動が該当します。
⑤睡眠障害
なかなか寝付けなかったり、覚醒状態が続く事です。
自閉症スペクトラム障害は早期発見に努めることが大切です。
次の記事で、早期発見のポイントをまとめたいと思います。
お時間取らせて申し訳ございません🙇
一生懸命まとめますのでおまちください!
【発達障害】知っておくべき事
発達障害って聞いたことあるけど、
発達障害って具体的になに?
少し前のわたしはそのように思っていました。
皆さんはどのように考えていますか?
今回は、「発達障害」について詳しく説明したいと思います。
・対人関係が困難
・こだわりが強い
・感覚の過敏や鈍麻
・注意力不足
・多動性
・衝動性
③学習障害(LD)
・読む、書く、計算するが苦手。
・学習上の困難がある。
これらの発達障害は、行動や認知の障害であり発達の遅れが見られる。
これらは、生まれつき脳機能の一部が通常とは異なる働き方をする為におこる。
これらの障害は昔から存在していたといわれています。
しかし、
恐ろしいことに、
発達障害が知られる前までは、障害として認められていませんでした。
発達障害の方は、苦しんでいたと思います。
現在も正しく理解をしている方は、少ないかもしれません。
皆さんと一緒に発信して広められたら良いなと考えております!
育て方が原因ではない
発達障害は生まれつきの障害。
親の育て方や子供の所属する環境が原因で発症することはありません。
甘やかし、しつけの問題ではなく、
子どもの脳機能に障害があるからです。
障害であることが分かりにくい
これがあるので発達障害です。と素人では判断できないのが難しいところです。
人間関係の困難や周囲の誤解を生んでしまうことがあるかもしれません。
そのためにも、なるべく早く発見することが必要です。
早ければ早いほどその子自身に合った教育方法で成長することができます。
【関わり】自閉症スペクトラム障害
「自閉症スペクトラム障害」といっても、言葉や特性が分かっていてもサポートの仕方や関わり方が分からないことがあると思います。
私自身もそのように思っていました。
今回、自閉症スペクトラム障害の位置づけと特性を確認しつつ、サポート例を発信していきたいと思います。
その1